DEKA
Vol003, EVOKE MUSIC と言う新種の音源サイト
更新日:2021年10月22日
皆さんはビデオ製作を行う際、どのようなBGMをお使いでしょうか。
編集ソフトに付属の著作権フリーのものや、著作権フリーサイトからダウンロードしたものをお使いかと思うのですが、私は最近このEVOKE MUSICを使っております。

動画製作における音楽運用の難しいところは、大きく2点だと思います。
1,著作権クリアでCoolな音源を見つけるのは大変
Youtubeに関しては、Youtube自体がライセンサーの役割を果たしてくれるので、収益を放棄すれば、だいたいのアーティストの音楽が使えますが、FacebookやInstagramでは動画を消されてしまうか、音無しになってしまいますね。
自分が最近Facebookで動画を共有する際に、Youtubeのリンクを共有するのもそのためです。
自分は、Youtuberではないので、Youtubeからの収益化そのものを放棄しているのでそれで成り立ちますが、Youtubeで収益化を考えている方は、BGMでいかに著作権をクリアして、クオリティの高い音楽を見つけるのか大変だと思います。
なので、Epidemic SoundやArtlistと言った、比較的クールな著作権フリーBGMをダウンロード出来る有料サイトをお使いの方も多いと思います。
2、音楽は「目で見えない」こと
有名アーティストの音楽でさえ、タイトルを覚えてないと音楽は探せないのと同様に、音楽や動画ファイルは「再生しないと中身がわからない」事が挙げられます。
一応ジャンル分けなどである程度の区分は出来たとしても、著作権フリーサイトで音楽を探す場合には、片っ端から聞いてみるしか無く、これに労力がかかると思います。
そこでこのEVOKE MUSICの素敵なところに繋がっていくのですが・・・
まずは、、、
1,AIが作曲(らしい)
よく聞く「AI」のうち、8割方はAIでもなんでもなく、単なるロジックやプログラミングなので嫌いな流行り言葉なのですが、EVOKEのAIはホンモノかな?
曲を作るのがAIである!と認識しておりますが、本当なら凄いなぁと
AIが自動的に音楽を製作し、そして重要なのがその音楽の特性から、自動的に様々なタグ付けをすることで、検索されやすくなると言うことだと思います。
複数のキーワードから、AIが最適と思った音楽を勧めてくれます。
内部的に持っているのか、キーワードを打った瞬間に作っているのか、その辺はわかりませんが、なかなかクールなBGMが多いです。
無料ユーザーだと一日3曲?までのダウンロードだったり、後ほど説明するパーツごとのダウンロードが出来ません。
今までは好みの音楽をあらかじめダウンロードしてそれを聴き返す作業が必要無くなり、「必要な時にEVOKEで検索して、必要な曲、必要なパーツやパートだけダウンロードする」運用が可能になり、これは動画制作に於いてかなりの労力軽減になります。
2,パーツごとのダウンロードが可能
これはBGMを構成する「音のパーツごと」に分けてダウンロードが出来ると言うことです。
これによって、例えば、動画の出出しはシンプルに、メロディとリズムのみで、盛り上がるところにベースやドラムを入れる、と言うことが出来るようになります。
また、パーツごとにボリュームをコントロールすることが簡単に出来るようになることからシーンに合わせて、しかもオリジナリティが高いBGMが出来ると言うことです。
3,パートごとのダウンロードが可能
音楽は複数のパート(小節)で成り立っていると思いますが、そのパートごとにもダウンロードが可能です。
同じビートの違う曲のパートを組み合わせたりもやりやすいと思います。
こんな事が出来る、イチオシのBGMサイト「EVOKE MUSIC」を実際に使ってみて、簡単な動画編集への応用も行ってみましたので、ご興味が有る方は参考にしてみてください。